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記事: 名古屋店の日常(第三話)プリーツって何?

名古屋店の日常(第三話)プリーツって何?

名古屋店の日常(第三話)プリーツって何?

ここでは、店長「キタ」と新人「しらさわ」によるちょっとタメになる話を名古屋店の日常を切り抜いてお届けします。

第三話:プリーツって何?

しらさわ タンクはやっぱりエッグタンクですよね。

パーツにこだわってこその、カスタムだと思うんですよ~。
パーツ、パーツ・・・パーツ?
あっ!そういえば、この前言ってたプリーツって何ですか?

キタ

相変わらず唐突だね。

プリーツは、服飾でいうと「ひだ」や「折り目」のことだけど、革ジャンで言うところの「アクションプリーツ」のことだよ。
ライダースジャケットの肩の後についていて、腕を上げたときに広がるから、動かしやすくなるんだ。

しらさわ

前回バイクに跨がったときみたいに、ジャケットが吊られて上がったり、背中が張らないからハンドルを持ちやすいんですよね。

キタ

そうなんだよ。
面白いのが、単純構造で左右のプリーツは谷折り部がゴムで繋がってるんだよ。だから、ちゃんと広がったら戻る様になってるってこと。

しらさわ えっ、中にゴムがあるんですか?

 

キタ

うん、見えないけど表革と裏地の間にいるよ。
時々、年代物の革ジャンのプリーツが開きっぱなしになっているのを見掛けるけど、アレは中のゴムが伸びちゃってるんだよ。勿体ないよね、カドヤの革ジャンなら修理できるんだけどさ。

 

 キタ

でも、最近はゴムの代わりにストレッチ性のある化繊を使ったり、そもそも立体的なパターンが進化してるから、プリーツが無くてもちゃんと可動域を設けている革ジャンが増えているんだよ。

しらさわ

そうなんですね、確かにゴムより化繊の方が目立たないし、プリーツが無ければ後から見たときスッキリしてますね。
キタ

そうだね。
ただ、プリーツがあったり、サイドベルトやポケットもあった方がライダース感が強いし、どちらが良いって訳じゃないけど、バイク用にしっかりとした定番の革ジャンを探しているお客様、街着としても着用したいお客様、それぞれのお客様の好みで提案できるといいよね。

・FPS-2/SFT (定番的な革ジャン)

 

 

・TSR-2 (街着で映えるシンプル革ジャン)

しらさわ

なるほど~。
最近思ったんですが、キタ店長って革ジャンだけは詳しいですよね(笑)

キタ

そ、そう?革ジャンだけ・・・(汗

アリガトウ・・・

しらさわ

そういえば、街着として着用したいお客様は増えていると思うんですけど、革ジャンって着る時期が難しくないですか?

キタ

あっ、それはね・・・

 

(扉が開く音) 

キタ
 あっ、お客様がみえたね。
しらさわ
いらっしゃいませ!
キタ
いらっしゃいませ!
キタ
(また、時間があるときに話すよ)

 

つづく・・・


登場人物のご紹介

 
キタ
しらさわ